お盆

多くのお寺において年間を通して一番忙しい時期がお盆の時期でしょう。コロナ禍でのお盆ということで、どうなることかと様々に思いましたが、何とか無事に勤め上げることができました。
近隣の寺院でも、お盆のお参りが中止になったりという話を聞く中でしたので、私どもがお参りに伺うことを待っていて下さる方がいること、お寺にお参りに来て下さる方がいることが、こんなにも有り難いことであると実感する日々でした。

今年のお盆のトピック

今年のお盆のトピックをいくつかご紹介いたします。

まずは、お盆のお参りのお手伝いとして遍照寺ご住職にお手伝いいただきました。顧みれば、以前は多いときは、住職(父)・若院(私)・老坊守(祖母)・弟・姉・坊守(母)と寺族皆で手分けしてお参りしていたお盆ですが、昨年から私ひとりでのお参りとなっていました。昨年は何とか乗り切りましたが、お葬式など急な事柄に対処できない体制でしたので、その改善策として近隣の土地勘のあるご法中(僧侶)にお手伝いいただけるといいなと、考えておりましたところ、快くお引き受けいただいたのが、遍照寺ご住職でした。

はじめての試みでしたので、ご門徒の皆様が受け入れてくださるか正直不安でした。そこで、寺報などでも、遍照寺ご住職のお人柄が伝わるよう(特にイケメンと若さを強調)皆様に発信した結果、かえって私が伺うと残念がられる結果に。。。

「こんにちは~妙善寺でーす!」と玄関を開けると、ご門徒様の第一声「なーん、あんたが来たとね。わっか(若)とが来てくれると思たとけ、、、」

私の心が何度、折れかけたことか。。。

もっと必要とされる僧侶になろうと決意を新たにした次第です。

とは言え、それだけ皆様に受け入れられたと捉えて、出来ましたら来年以降も、遍照寺ご住職にお手伝いをお願いできればと思っております。ご門徒の皆様もこの件に関してご意見などありましたらどしどしお願いいたします。

イケメン僧侶とも君

やっと始めた、お知らせハガキ

今までのお盆参りは、〇〇町は〇日にお参りに伺います。というお知らせのみを行っており、ご門徒の皆様には何時になるかわからない中、ずっとお待ちいただくという状況でした。この状態に長年、甘えていたのですが、待っていただく皆さんに申し訳ないということで、昨年からある程度のお時間をお伝えするようにいたしました。昨年は、直前にお電話する形になりまして、なかなか繋がらないこともあったので、今年はハガキでお知らせをさせていただきました。おおむね好評だったと思いますが、まだまだ分かりにくい点もあったかと思いますので、よりわかりやすく改善してまいります。

コロナ禍での法要

例年8月15、16日でお寺での盆法要を行っておりますが、コロナ禍でお寺に大勢お集まりいただいての行事は、1月以来ながく控えておりましたので、どのような形で行うか、考えを巡らせていましたが、他の寺院の対策なども参考にさせていただきながら、三密をさける会場設営、消毒、マスク着用などを皆様に協力いただき開催いたしました。
本堂においては通常100~150席ほどの席を準備するのですが、間隔をあけ50席程度に限定し、入りきれない方は、門徒会館をサテライト会場にしてライブ中継をする形にしました。素人でも可能な形で、予算も抑えながらというところに苦慮しましたが、何とか準備も整い皆様のお迎え入れができました。

皆様には、込み合う時間をさけて分散してのご参詣や、いつもは御家族みんなでお参りいただくところを人数を絞ってお参りいただくなどのご配慮をいただき、大きな混乱もなく法要を厳修できましたこと、感謝申し上げます。

お盆の大掃除

まず、お盆前の大掃除に、多くのご門徒の皆様にご参加いただきましたこと感謝申し上げます。とくに今年は、炎天下の中でマスクを着けながらという過酷な状況でしたが、おかげで今年もきれいな状態でお盆をお迎えすることができました。例年、お盆のお参りの最中で、なかなか一緒にご奉仕をさせていただくこともかないませんが、おそらく足手まといになるだけだろうと思いますので、何卒ご容赦ください。

新発意デビュー?

いつもお世話になっている仏教婦人会会長宅にお試しで、新発意を連れてお参りしました。
まだ、お衣も準備しておりませんし、おとなしくお勤めできるような齢でもございませんが、自分がそうであったように、小さいころから皆様のお育てにあずかることが、僧侶として、寺族として何よりの自覚につながることと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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アクセス

名 称 妙善寺
宗 派 浄土真宗本願寺派
住 所 〒841-0051
佐賀県鳥栖市元町1073
電話番号 0942-82-2816
FAX 0942-82-9669
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